設備のご案内FACILITY
ICU装置(Menix)
動物用の集中治療室です。酸素濃度だけでなく温度、湿度の調整も完備しています。特に呼吸器疾患の重症症例には必須です。
点滴装置
血管点滴の輸液量を調整してくれる機械です。これにより、正確で的確な輸液の実施が可能になります。
微量点滴器
繊細な用量調整が必要な薬剤の持続点滴に使用されます。重症例の集中管理ではこの機械が何台も活躍する場面が多々あります。
超音波(エコー)検査装置
ハイスペックな超音波装置です。レントゲンではわからないような臓器の動きや、断面像で細部まで評価します。検査に麻酔等が必要ないため、心臓から腹部臓器、関節、眼など幅広い分野の検査で活躍しています。
CRレントゲン装置
撮影したレントゲン画像をすぐにパソコンに取り込み、画像を見ることができます。これにより、従来のフィルムレントゲンよりも短時間で撮影から評価までを実施することができます。
全自動血球計数機(セルタックα)
赤血球の性状や白血球の種類を判別して調べることのできる機械です。
臨床化学分析装置(ドライケムNX700)
肝数値や腎数値など、その他様々な血液の性状を分析することのできる機械です。新機種となり、より多くの検体を早く検査できるようになりました。
免疫反応測定装置(IMMUNO AU10V)
甲状腺ホルモンやコルチゾールなどのホルモンや特殊な検査項目を院内で迅速に測定することのできる機械です。
血液凝固系検査器
止血に必要な体内の血液凝固因子が正常かどうかを調べる検査機器です。出血を伴う様な手術前や、これらの凝固因子に異常をきたす疾患の検出に活用されます。
生体情報モニター
人と全く同じレベルの生体モニターです。麻酔中の動物の状態を多面的に評価し、安全な麻酔を実施します。
人工呼吸器(Pbreath)
多彩な機能を持ちつつも、安全性の高い人工呼吸器です。生体モニターとともに、安全な麻酔のサポートをします。
空気供給装置(Anithra)
100%の酸素の長時間の供給は組織にダメージを与えてしまうことがあります。この機械は酸素と大気をブレンドすることで、酸素濃度を調整することができ、長時間の麻酔や、挿管管理による酸素障害を防ぎます。
レーザーメス
組織へのダメージを最小限に止血をしたり、出血をコントロールしながらの切開が可能です。
内視鏡
動物の大きさに合わせて2種類の内視鏡を用意しています。異物摘出だけでなく、消化管の病気の精査や治療にも用いられます。
スリットランプ
細い線状の光で角膜や水晶体の状態を細部まで観察できる特殊器具です。ぶどう膜炎や白内障の診断に活用されます。
眼圧計
眼圧を測定する機械です。強い疼痛を伴う緑内障の様な緊急疾患の検出に活用されます。
検眼鏡
目の奥の眼底を観察することのできる器具です。網膜剥離や眼底血管の異常などの検出に用いられます。
耳鏡
耳道の状態を鮮明に観察できる器具です。観察後、耳道の状態に合わせて洗浄方法を変えたり、点耳薬の選択を行います。
耳道オトスコープ(アニマルックAL-3)
耳道内の観察、処置専用の内視鏡です。これにより、普段は飼い主さんにお見せすることができない耳道内の様子をお見せしたり、より高度な耳科処置が可能になります。
高周波焼灼電源装置・超音波凝固切開装置(サンダービート、ソニックビート)
多機能な電気メスと超音波メスを組み合わせた装置です。組織のダメージも少なく、出血の多い組織の手術も可能になります。
体温管理システム(コクーン)
手術中の体温低下防止や、低体温動物の保温に用います。
血液ガス分析装置(ABL9)
血中の酸素や二酸化炭素濃度を調べたり、体の酸、アルカリの傾きを計測できる装置です。主に救急や重症症例の集中管理時に使われます。
レントゲン照射装置(キャノン)
レントゲン撮影時のX線を照射する装置です。
従来のものに比べ鮮明な画像を得られるようになりました。