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猫ちゃんも糖尿病になります

なんだか最近おしっこが多い、よく水を飲んでいる。よく食べているのに痩せてきたかも。

こんな症状があるときは、糖尿病かもしれません。

そもそも糖尿病とは、何らかの原因でインスリン(血糖値を下げるホルモン)が分泌されなくなったり、うまく効かなくなってしまう状態のことです。インスリンは、細胞の中に糖分を取り込んでエネルギーを作るのに重要な役割を果たしているホルモンなので、糖尿病になってしまうと生きていくために必要なエネルギーが作られなくなってしまいます。この状態が続き放置してしまうと、時には命に関わる場合もあります。

糖尿病と診断されたら、インスリンを基本的には1日2回自宅で注射する治療が主流です。しかし、なかなか注射をうまく打てなかったりと治療が難航してしまうことも少なくありません。

そこで近年、1日1回飲み薬(液体)を飲ませることで、血糖値をコントロールするお薬が開発されました。薬の種類自体はは人間の医療でも使われているものですが、新たに猫用として開発されたものです。もちろんどんな子でも使えるというわけではないので、どうしてもインスリンの注射をせざるを得ない場合もありますが、ご家族の負担が減る可能性もあり当院でもご提案させていただくケースが増えています。

現在もこのお薬を飲んでいて、とても元気に過ごせている猫ちゃんがいます。この子は最初に来院した時は痩せてしまって元気もありませんでしたが、今では体重も元に戻りご飯もよく食べるようになってくれました。

おうちの猫ちゃんを見ていて、気になる症状がある場合はできるだけ早めに相談ください。

獣医師 浅川