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胆嚢疾患は静かに忍び寄る・・・

今回の症例は17歳のトイプードルさん。

高齢にも関わらずあまり大きな病気もせずにこれまで過ごしてきていたのに、ここ半年で体重が激減。。

でも家での様子はあまり変わらずただ少し前よりたくさん食べれなくなり、たまに吐いてしまうと言った程度でした。

ただ今回は急にお腹が痛くなってしまい、辛そうにしているということで来院されました。

血液検査では大きな異常値はなく、なぜだろうと思いながらエコーを当ててみると…

なんと!胆嚢の中が石のようになり、パンパンになってはちきれそうになっていました!

すぐに緊急手術となりその日の夜に胆嚢を摘出しましたが、破裂寸前の状態でした。。

私自身もここまでの胆嚢粘液嚢腫は初めての経験でした。

手術後、次の日からすぐにご飯を食べ始めて、本当に生きる意思の強さを感じました。

今では順調に体重も回復してきていて、飼い主さんもわんちゃんもどちらもすごく嬉しそうでした。

ただ、今回の一件、もし画像診断を含めた定期的な健康診断をしていたらもっと早く病気に気がつけていたのではないかと飼い主さんはすごく後悔されていました。

普段元気と思っている子でも実は”我慢しているだけ”ということもあるので健康診断で『早期診断』『早期治療』を心がけましょう。

 

追伸

この子の同居ワンちゃんが後日健康診断で来院され、全く無症状でしたが検査の結果同レベルの胆嚢粘液嚢腫だということがわかりました。。現在は無事手術を終えて元気に過ごしております^^;  早く見つかってよかったね!